安住淳が斬る!

「試練の2ヶ月」

2010年08月06日(Fri)

 6月初めに選対委員長になって以来、今日までの日々はたぶん私の政治生活
の中でも、もっとも忘れ得ぬ試練の時期となった。
 よもやの首相交代劇とその後の支持率のV字回復、さらには坂道をころげて
落ちていくような参議院選挙の敗北。 まさに目まぐるしく変化する状況に翻弄
されてしまった。
 敗北翌日から始まった総括にむけて意見聴取は延べ350人を越えた。
落選者へのヒアリングは今も続いている。
 党内外から吹き荒れる責任論には、十分理解しつつも、選挙の敗北の後始
末は何が何でもやらなければならないと思い、歯をくいしばってやっている。 
この2ヶ月は、まさしく十年分の経験に値するようなものであった。
 それにしても落選者を出すことは本当に痛いことだ。 本人も辛いが支持した
周囲も辛い。 こうした痛みを共有しないと総括は出来ない。とにかく私にとって
試練の日々は今も続いている。
 たぶん総理も相当大変な思いをしているだろう。 同時に、内閣総理大臣とは
何と大変な仕事だろうと、今改めて痛感している。 試練の連続であり、常に世
の批判を浴びる。 それでも風に負けずにそそり立つ大木のごとく存在しなけれ
ばならない。
 私は菅総理とは長い付き合いだが、今日の敗北の試練は本人にとって痛いも
のになったと思う。 しかしこうした試練に耐えてこそ、のちに大きな仕事を成し得
る力を持つことが出来ると思う。 何事も糧として前向きにとらえて頑張ってもらい
たいものだ。
 それは枝野幹事長にも言えよう。 両院議員総会でも多くの批判を受けたし、本
人もその心中は複雑だとは思うが、こうした苦しいそして辛い経験は、若い幹事長
を政治家として一回りも二回りも大きくするのではなかろうか。
 このことは私自身にも言えることだ。 まさに逆境のときこそ人間は磨かれると思
う。
この苦難と試練の夏を歯をくいしばって頑張って乗り切りたいと思っている。
 


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